顎関節の動きーカクンと音が鳴る
<カックンと音が鳴る時の顎関節の動き>
口を開けると音が出る仕組みは、
関節円板がプクッと前にふくらんで変形してしまっている人に起こります。
口を開ける時に、下顎頭が前に回転し(オレンジ矢印1)
下へ下がりながら前へ移動する際に(オレンジ矢印2、3)
前にふくらんで変形している関節円板を下顎頭が乗り越えるときに
「カックン」と音が鳴ります。
口を閉じるときも同様に、下顎頭が関節円板を乗り越えるときに
「カックン」と音が鳴り、乗り越えてから下顎窩に収まります。
※音が鳴るだけで、顎関節に痛みがなかったり、口が開けれない
といった症状がなければ、調整をしなくても大丈夫です。